KEE’Sのレッスンを過去に受講されたことのある社外取締役の推薦でした。「これは本当に社長としてやっておいた方がいい」と強く伝えられました。
もう一つは、会長就任後の就任スピーチにて、大勢の方々の前で話をする機会があったことも大きいです。その際に自分を印象良く見せたい、結果的に会の協力者を増やしたい、という想いがあり、自分のスピーチをしっかりブラッシュアップするために、受講に踏み出しました。
話し方の基本的なテクニックを学びました。話の構成についても講師からフィードバックがあり、印象面、伝達面という2つの観点から、様々なアドバイスをいただきました。
あとは、自分のスピーチ録画を自分で見返すって、1人だとちょっと辛すぎるんですよね(笑) レッスンの時間の中で、講師と一緒に確認することで、自分の足りないところを一緒に考えていくところに価値があったと感じています。
私の場合、滑舌の”さしすせそ”ですね。特に、わが社の社名が”ソフトクリエイト”ですし、他にも”ソフトウェア”や”セキュリティ”とか”さしすせそ”だらけです。
まさかこの年になって、さ行の発音でこんなに苦しむとは思いませんでした。
そこがレッスンの中で苦労したところではありますね。少しずつ改善してきていると思います。
表情が硬いことも課題と感じていました。表情のコントロールは、最初の1クールのレッスンだけでは、なかなか改善されず、非常にコントロールが難しいところでした。1クール終了後の継続レッスンで、なんとか形になったんじゃないかなという風に感じています。
特に最近は、オンラインで発表する機会やウェビナーが増えています。集合研修を受けてからは、PCカメラに対しての目線の配り方や、話し方に変化が出てきました。オンラインでの印象力がアップしたんじゃないかなと見ています。
役員メンバーにも研修を受講してもらいましたが、元気と勢いがある朝礼になっています。表情が変わるだけでも、随分と印象の変化を感じます。相手へのメッセージの伝わり方がプラスになったんじゃないかな、と思っています。
あとは弊社の会長もそうです。70歳を超えてからのスピーチレッスンでしたけど、自分が見ても、なるほどね、意識して喋っているなっていうのがわかりました。若手社員も、年配の方でも、話し方トレーニングは意味があるものと思います。
スピーチは、エグゼクティブになったら避けられない話なので、早めに得意分野にしてしまった方が、苦痛じゃなくなると思います。スピーチがストレスになっている状態だと、いろんなシーンでつまずくんですよね。他の仕事をしていても「今度、スピーチがあるんだ…」と考えると、気が滅入ったりすることがあると思います。そういうストレスがなくなります。
また、スピーチ自体がある程度、得意分野になってくると、今度は「スピーチのネタ、どうしようかな？」という風に日常の過ごし方がポジティブに変わると思います。いろんな効果が出せるレッスンだと思います。一過性のものではなく、生涯使えるスキルだと思っています。
