私は普段からお客様、パートナー様、トレンドマイクロの国内外の社員など様々な立場の方々とプレゼンテーションやミーティングの場を設けています。その中で「伝えることの重要さや難しさ」を日々実感しており改めてレッスンを受講しようと考えました。
自分の話した様子を客観的に見ることで自分では気づかなかったクセや、意識していても途中で出てしまう不要な言葉・体の動かし方・タイミング・発声発音の仕方など、改めて改善すべきポイントに気づくことが出来ました。
プレゼンテーションやスピーチと言うとその場の対応に注目されがちですが、改めて 「準備が重要」ということを実感しました。論理的にものごとを伝えるために「何を伝えたいのか？」自問自答をくりかえしました。話をしている中で、本当に自分が伝えたいことからそれてしまうようなことがある。これは皆さんあることだと思います。「自分がこの場で相手に伝えたいことは何か」 をしっかり意識し続ける、ということの重要さを改めて学びました。
私の場合は、英語でのスピーチレッスンも受けました。日本での表現の仕方と グローバルでの表現の仕方、 最初に結論を持ってくるなどの違いもあり、海外のお客様、パートナー様、社員とのミーティングに活かせると思います。
滑舌です。話す機会がある時には、時間をかけて口や舌をほぐしておくというのが大切だというのも分かりました。あとは海外の方に対してより伝えるための表現はさらに修練を積んでいく必要があると考えています。
レッスンを受けて意識をしたあと、「感銘を受けた、分かりやすかった」「前よりも伝わりやすくなった」「ハートで感じることが出来た」 などと言われました。
伝えるという気持ちと、その中での話の速度などが、良くなったのかと思っています。
一度レッスンを受け、実践、それを何度もくり返して、見ていただいてアドバイスをもらって・・・そのくり返しくり返しをしていく中で、自信に繋がりました。トレーニングは継続的に。一回限りでは難しい。インプットしてアウトプットして見直して、さらにその上でどうすべきかという課題を見つけて・・・というやり方で、スキルを伸ばしていく重要性を学べました。
トレーニングをうまく利用して、表現の仕方やプレゼンの構成など、工夫をして成長していると感じる社員もかなりいます。
ただ人なので仕方がないことではありますが、研修後は意識できていても、暫くすると意識が薄れてしまうことがあります。そこは是非定期的に研修で学んだことを思い返して実践頂きたいと考えています。
また、これからも社員には「勉強を継続する」 「自分自身がうまくなりたい、成長したい」という気持ちで取り組んで活かして欲しいと思います。
コロナ禍においてリモートワークがデフォルトになったこの世界の中で、 ITを駆使した状況が常識になりました。 出張をしなくても同時にグローバルとも地方のパートナーともつながる世界が出来上がってきています。エグゼクティブの方の言葉というのは重いですし、特に何を伝えたいかを意識するとよいと思います。また、 オンラインの中で伝えるということでは、なかなかリアクションが見えないという辛さもありますが、その術を学んでいく。 トップ・エグゼクティブにはそのようなスキルが必要不可欠な時代になったという風に考えています。
