会社の経営を任されてから、話す機会が増えました。話す事で、会社のビジョンや方針をきちんと伝えられなければいけなくなったんです。パーティや懇親会でのスピーチも苦手で克服したいと思っていました。
話したいことが沢山あるんですが、それが全て伝えられていないという感じがしていました。考え方を整理して、何を優先して伝えるべきかも分かっていなかったですね。
初回のレッスンで言われた事がすごく印象に残っています。
「森田社長、一体何を伝えたいの?」と先生に言われたんです。その時、「私の言いたい事は、きちんと伝わっていないんだ」と初めて知りました。
発音・発声も苦手で、ずっと小さいころからサ行やカ行が言いにくかったんですが、そういったコンプレックスが改善されました。
ゴルフでもなんでもそうですが、誰かに見てもらっていないと上達しないと思うんです。スピーチを毎回カメラで撮影して客観的に見て修正出来る事が役に立ちました。人を惹きつけるための、声の出し方なども定着するまでトレーニングできました。
これまでは「話したい事を話していた」が、これからは「伝えたい事を話そう」と考え方が変わりましたね。
周りの社員からは、「最近、社長の発表がカッコ良くなった」と言われたりもしました。
言いたい事がきちんと伝わった実感がありました。当日のプレゼン資料を使って直前までトレーニングを入れていました。今回は、会社の大きな変革について、その変革がポジティブなものだと伝えなければいけなかったのですが、社員も、目をぱっと開いて最後まで聞いてくれていたのが印象的でした。
マネージャー層の、会議の報告のレベルを上げたいと思って研修を強化した結果、分かりやすく建設的な会議での報告が出来るようになりました。ロジカルシンキングを指導していただいたおかげで、報告の伝えたいポイントと流れを上手くまとめられるようになった事は大きな成果ですね。
私たちの業界では、とても女性の活躍が目立ってきています。当社でも、女性の管理職を育てる教育も増やしています。女性たちのプレゼンや報告の機会を設ける一方で、どのように自分たちの考えや思いを伝えるのかの教育も大切です。その結果、女性たちの社内での発言も積極的になってきました。今後も女性の発信力を強化していきたいです。
今まで英会話のトレーニングは受けていたのですが、伝えたい事が伝えられた気がしていませんでした。それは、語学ではなく、伝え方の問題もあったんです。KEE’Sのトレーニングを受けて、英語で言いたいことを伝えらるようになりました。また、印象良く伝えるスキルも習得できました。グリーティングからお見送りまで、一連で相手に良い印象を与える方法を学べたことは、海外での商談やプレゼンでとても役に立っています。
必ず「暗い時こそ、明るく話す」これは私のスピーチのモットーでもあります。
経営やビジネスはいい時ばかりでなく、大変な時や辛い時があります。
トップにある人には、ぜひ、暗い時こそ、明るく社員を元気づけるようなスピーチをしてほしいと思っています。