「お子様向けイベントあるある」なのですが、とても充実したすばらしい内容で「すごい！」「うちの子が変わった！」と思っていても、日が経つにつれ、知らない間に元通りになってしまい、「あの日の勇姿はいったい何だったの？」というケース、よく耳にしませんか？でもKEE’Sは違います。

１DAYキャンプを経て受講生のお子さんたちには自信がつき、一皮向けた印象です。 初めての舞台で、やりきった達成感からか表情が生き生きし、口の開け方や声の大きさが特に良くなったと思います。

今回は、遅くなりましたが、8月の１週目の授業内容のご報告です。

テーマは『自分史』でした。
相手に自分のことを知ってもらうには、まず自分で自分のことを知っていなくてはなりません。
はじめに、次の質問をしてみました。
「自分の 1 番好きなところはどこですか」
多くのお子さんは、答えが出てくるまでに少し時間がかかりました。

日常生活の中で、自分で自分に質問することなんてないですし、 なかなか自分について考えることはないので難しいですよね。

しかし、待ってみると、きちんと答えが出てきます。
例えば、「感動して、すぐに泣いてしまうところ」「足が速いところ」「サッカーの練習を一生懸命頑張るところ」「耳の形」などなど。
自問して、自分について語る表情は、はにかんだり、とても嬉しそうでした。また、お子さんの答えを聞いて、保護者の方が驚くなど、微笑ましい一面も見られました。 レッスンでは他にも、自分についての質問カードを引いてもらい、自問して、スピーチしてもらいました。 単に話し方のトレーニングだけではなく、自分を見つめる良いきっかけになると良いなと思いました。

同時に、私自身にも同じ質問を自問してみました。 人に質問しておいて何ですが、この質問、答えるのがとても難しいですね…。受講生のお子さんたちに負けず、自分をしっかり見つめ直してみようと思いました。