こんにちは。KEE’S代表の野村絵理奈です。小学校受験を秋に控えていらっしゃる皆様は、そろそろ本格的に始動されている頃と思います。
小学校受験でも他の受験でもそうだと思いますが、直前の「追い込み期」とそれよりちょっと前の「仕上げ期」というのがあります。そしてその前の期間には特に名前がないのですが、受験年最後の「基本徹底期」とでも名付けたらピッタリなのではないかと思います。
そして、今は、「基本徹底期」。あと2か月後には、「仕上げ期」に入ります。
もし今、話すことが苦手、話を聞く姿勢が出来ていないお子さんは、今しかそれを正すタイミングはないと思って、まずは基本に立ち返るのもいいと思います。
逆に言えば、計画的にいくのであれば、基本の中でも、これは絶対に外せないなというものに力を注ぎ、他の時間を割いてでも苦手を克服しておかなければ、次に来る「仕上げ期」に安心して突入していくことが出来ません。
そして基本が出来ていない状況は、受験に立ち向かう子どもの心境にも影響します。
何か1つ、致命的な苦手を残し、不安な心境では、他の自信があるものまで、相殺されてしまうことすらあります。
コミュニケーション的観点で言うと、小学校受験で身についていなければいけない基本とは、挨拶、印象力(姿勢や笑顔)、会話力(比較的短めの対話で結構です)、そして集団コミュニケーション力です。これらは、受験する学校側に「その子そのものの資質として伝わる印象」と捉えていただくのがいいのではないでしょうか?
ペーパーや絵画、運動、行動観察などは、その上にのっかるテクニック、つまり「その子は何ができるか?」というもので、それは夏以降のスパートでも仕上げられます。
今は、運動や絵画に苦手箇所があったとしても、焦らずコツコツ。それよりは、話せない、聞けない、表情が硬い・・・などの基本に向き合うのが先だと思います。
あと2か月しかない貴重なタイミングを、十分に基本の徹底に費やしてください。
そうすれば、お子さんにも自信が生まれ、夏以降の伸びを後押しするエネルギーになります。
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