KEE’SスピーチKIDS:自分の意見を言える子、言わされた意見しか言えない子

KEE’Sこどもコミュニケーションスクールでは、自分の言いたい事を堂々とロジカルに伝えるレッスンをしています。

言いたい事や気持ちはあるが、どう伝えて良いのか分からないと言った、幼児~小学生にありがちな状況を改善する為です。

高学年にもなると、自分の意見や思いはもちろんの事、想像力を働かせて、自分にしか言えないオリジナリティあふれるスピーチが出来るようになります。

子ども達の想像力、発想力は大人たちの想定していた枠をも超え、「そんな見方があったのだな」と、私たち大人は、いつも驚かされます。

KEE’Sに通っている子ども達は、自分の意見や考え方、価値観を引き出すレッスンを受けているので良いのですが、

子ども達の中には、自分の意見や気持ちが分からず、大人に言わされた意見しか言えない子がいます。

おそらく、「こう答えれば親や先生が気に入る」という思いで子ども達は話しているのかもしれません。もちろん、コミュニケーションは相手の反応を考えて行うものなので、絶対に悪いとは言えません。

ただ、自分の気持ちや思いではなく、相手に気に入られる事にのみフォーカスしていると、自由に自分を表現する事が、段々と難しくなります。

成長して大人になった時、自分の意見を主張できないだけでなく、「意見すらない」人になってしまいます。

真のコミュニケーション力は、自分の事を十分理解し、自己を認めた上で、相手と関わる事で、100%相手に合わせる力ではありません。

個性+社会性=コミュニケーション力なのです。

      KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈