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話し方教室 KEE’S  言葉を返されてしまったときのひと言

自分の意見を言い終わる前に、言葉を返されてしまったときのひと言

《あ~まとめられちゃった!私スローだからすみません・・》

《あ~そのオチを言いたかったのに!》

 

 

NG

自分)それで、・・・私は・・・何がしたいかと言うと・・・

相手)映画に行きたい!最近、見たい映画があるんだよね~

自分)そう。映画に行きたい。でも・・・

相手)買い物もしたいんでしょ。じゃあ、買い物を先にして、夜は映画っていうのはどう?

自分)・・・そうだね・・・。(本当は、ドライブに行きたいといいたかったんだけど・・)

 

OK

自分)それで、・・・私は・・・何がしたいかと言うと・・・

相手)映画に行きたい!最近、見たい映画があるんだよね~

自分)あ~、話まとめられちゃった!私スローだから・・ごめんね。

相手)いいよ。こっちこそ、話とってごめんね。で、映画に行きたいんだっけ。

自分)天気いいからドライブに行きたいって言いたかったんだ。

 

 

 

相手の話を途中でとってしまうタイプの人っていますよね。自分が思い描いていた結論だったり、ど忘れしてしまったワードをフォローしてくれるという意味の『話をとる』ならいいのですが、全く違う結論にもっていかれたり、面白い話のオチの部分を先走りしてとられてしまったら、なんだか消化不良のような、いい心地はしません。

話すスピードが人よりスローな人は、常にこういうジレンマに陥っているのではないでしょうか?

また、聴くほうが、せっかちだった場合も同じように、自分の話すペースを乱されてしまいます。

こんなとき、会話を自分のペースに戻すひと言を覚えておけば大丈夫。

ここは、思い切って、話をとられた~というビックリした気持ちを、軽いジョークのように伝えるのです。

『話まとめられちゃった~!びっくり』とか、『あ~そのオチを言いたかったのに。悔しい!』

と伝えれば、相手も、『話とっちゃったごめん』 となり、自分が先走りして結論をとってしまったことを反省するはずです。

また、『私、言葉が出てこなくてすみません』と加えると、次から、あなたの話をゆっくり待ってくれるようになるはずです。

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