いつも言うことがコロコロ変わる上司へのひと言
NG
上司)この企画、今のままじゃ、目的が曖昧よね。いっそ、ターゲットを女性から男性に変えたらどうかしら?
自分)え?でも、先週、部長が《女性をターゲットに》とおっしゃったじゃないですか
上司)そんなこと言った覚えはないけど。とにかく、方向修正でも何でも考えなおせよ!
OK
上司)この企画、今のままじゃ、目的が曖昧よね。いっそ、ターゲットを女性から男性に変えたらどうかしら?
自分)はい。では、書き留めて復唱させていただいてよろしいでしょうか?
まずは、『ターゲットを男性に変更』
では具体的に、変更する点は他にありますか?
気分で、コロコロ言うことを変える人がいます。それが、仕事を指示する上司ともなれば、部下は、その都度、それに合わせて仕事の進め方を変更しなければなりません。本人は、悪気はなく、その時思いついたベストの案を言っているだけですが、振り回されるほうは、たまったものではありません。
ただ、上司は上司。そこで、『言っていることが違うじゃないですか。困ります』というような、上下関係を無視した指摘は、上司のプライドを傷つける失礼な物言いです。
『言っていることが違う』といわずに、色々と言うことを変えさせないようにするには、ちゃらんぽらんな相手に対し、自分がきっちりと対応する姿勢を見せることがポイントです。
メモを取りながら、復唱し、相手のひと言ひと言を、しっかりと記述し、その場で確認するようにするのです。
そうすれば、いくらいい加減な上司でも、自分の言ったことを忘れることがありませんし、簡単に撤回したり、変更したりすることもしにくくなります。
お調子モノで、いつも発言が変わるような同僚や部下にも、同じようなテクニックが使えます。
『今度、ご飯でもご馳走するよ~』と同僚に軽いノリで言われたら、『じゃあ、いつにする?』と手帳に記入するとか、『今度は、僕が送別会の幹事やりますよ』とお調子者の部下が言ったら、『お、分かった。@@が送別会の幹事・・と』とメモするようにすれば、その時点で、発言は、れっきとした《事実》に変わります。
文書にすることは、ひと言を、『形として残す』という効力があるのです。
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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈