就活における心の3か条 ③素直さ
3か条のうち、もっとも大切なのがこの素直さかもしれません。
素直な人は私たち講師の言葉を素直に取り入れ、「発声練習をしなさい」と言えば、素直に一生懸命取り組みます。
人の言葉に素直に耳を傾けられるので、ひとりよがりになることもありません。
素直な人は吸収も早いから、成長も早い。
それが、まさに「企業がほしがる人材」なんです。
私たちもたくさんの学生を面接するうちにわかってきました。
企業が求めるもの、面接で見たいものとは、その学生が「どれだけ素直か」。
わざとイジワルな質問をして学生を追い込む圧迫面接、あれはまさにその学生の素直度を見るためのもの。
私たちもするんですよ。中途採用などで、顔立ちもきれいでアナウンサーとしても
実績のある方に対して「あと●キロ痩せてもらえますか?」などズバリと言ったりします。
女性として傷つく言葉ですよね。
そんなときに、ムッとするのでも反発するのでも、しょんぼりするのでもなく、
「ああ、私も最近、気になっていたんです。がんばってやせます」と明るい笑顔で答えてくれた女性がいました。もちろん合格です。
企業は短い時間で成果を上げてくれる人材、要求に応えてくれる人材を求めています。
要求に対して、いちいち反発されたり、従順なふりをして見えないところで舌を出しているような社員では成果は上がるはずがない。
企業はそこを見ているんです。
イジワルな質問にも、素直にポジティブな受け答えができる人。そんな人材を企業は求めているんです。
だって社会に出たら、優しい人ばかりではありません。イジワルな取引先だって、ゴマンといます。
嫌味を言われたり、理不尽に怒られたりするのも当たり前の世界です。
そんなビジネスの場でどう切り返せるか。イジワルな取引先とも、笑顔で元気にコミュニケーションできる人材がいたら、企業にとっては宝です。
若い女性なのですから、つい泣いてしまっても、
そこに素直なかわいらしさがあれば、大丈夫。現実問題、それも立派な武器になるんです。
アナウンサー試験では「彼氏はいるの?」など、プライベートなこともガンガン聞かれます。
「いる」と答えても、合格した人はたくさんいるので、ここでもやはり反応、その子のもつ素直さを見ているのだと思います。
某TV局では「最終面接は必ず泣かせる」という話もあるくらいなんですよ。
←泣かせるというよりも、いじわるな質問をして泣く人が多いけれど内定する。といったニュアンスで書いてもらえればと思います。
普段から、人の話を素直に聞く心を育てること。人の言葉に対し、素直にポジティブに反応できる自分でいること。
普段の会話を考えたとき、あなたの言葉にいちいち反論してきたり、
深読みされたり、またはまるっきり見当違いの言葉を返されたら気分が悪くないですか?
就活も面接もそれと一緒。素直が一番、素直でさえいれば、100点なんですよ。
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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈