相手に好印象を与えるには
「第一印象が見た目が勝負」と言われますが、見た目と話し方の両方を足して、第一印象は構成されています。
例えば、就職面接で、「合否は、入室から10秒程度で決まってしまう」といわれることがありますが、
第一印象は、それほど、影響力があるのです。
反対に最初の印象を覆すには、第一印象の何十倍も何百倍も時間がかかるといわれています。
たとえば、あなたが初めて会う相手に「なんだか、無愛想な人だな」という第一印象を与えたとしましょう。
その日は、たまたま徹夜明けで、30分程度の商談をテンションの低い状態で続けてしまった。
たった30分と思うかもしれませんが、商談相手の信用を回復するためには、
最低でも5時間以上の時間がかかる・・という場合もあるのです。
ビジネスでは、一度、悪い印象を持った相手に対し、
「この人は、もっといい人なはずだ。もっといいところを探そう」などと好意的に見てくれる人はいません。
5時間かけて、あなたに再びチャンスを与えてくれる相手などいないと心得ましょう。
そのためには、常に第一印象で勝負するというくらいの気持ちでいましょう。
第一印象は、見た目の印象と話し方の印象で決定されます。
見た目の印象とは、身だしなみはもちろんのこと、姿勢やお辞儀などの立ち居振る舞い、表情まで含まれます。
また、話し方の印象は、声の出し方、発音の仕方、言葉遣い、話のまとめ方などで決定されます。
第一印象を良くし、好印象を抱いてもらいましょう!
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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈