緊張をコントロールできますか?
ミスコンテストの代表たちは、積み上げて来た内面美を大舞台でスピーチに託して表現しなくてはなりません。
いかにして自分のすべてを出し切るか。
彼女たちは母国の代表としての誇りを胸に、自らをマインドコントロールしながら完璧なパフォーマンスを目指します。
人前で話すとき、緊張するのは自然なことです。緊張すると、口元や表情がこわばり、笑顔も陰り、声も出にくくなります。これは緊張の悪循環。
スポーツと同様に、スピーチも《心・技・体》の三位一体です。
その中でも特に重要なのが《心》。
基礎を築き、テクニックを自分のものにしても、最後に命運を分けるのは、
緊張をコントロールできるかどうか、すなわち心の強さにかかってくるのです。
緊張をコントロールするには、まず話し始める前に3秒、
聴衆とアイコンタクトをする時間を取ってください。
そして《心・技・体》の《体》を意識します。体をリラックスさせ、笑顔で、お腹の底から第一声を出すのです。
体がリラックスしている状態を作ると、脳に「私は緊張していませんよ」という指令が伝わり、心は自然と落ち着いてきます。緊張を解くいい循環ができるのです。
そうなったら、次は《技》。ジェスチャーを使って、伸び伸びと話して行きましょう。
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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈