発声練習のメリット
いいプレゼンやスピーチというと、説得力がある分かりやすいプレゼンや、人の心を動かすスピーチを思い浮かべる方が多いですが、実は人の印象を左右するのは発声や発音なのをご存知でしょうか。発声練習こそがビジネス、プライベートを問わず好印象を与えるコミュニケーションの第一歩となるのです。一般的に、発声練習のメリットには以下のようなことが挙げられます。
・声の質の向上
発声練習をすることで、声のトーンや音質を改善することができます。これにより、より聞き取りやすく、心地よい声を出すことが可能になります。
・発音と滑舌の向上
発声練習を通じて、発音や滑舌を改善することができます。特に、話す職業の人やプレゼンテーションを行う人にとって、明瞭な発音は非常に重要です。
・自信の向上
自分の声に自信を持つことで、コミュニケーション全般において自信を持って話すことができるようになります。これにより、対人関係や仕事の場でも良い印象を与えやすくなります。
・呼吸法の改善
発声練習は、正しい呼吸法を学ぶ良い機会でもあります。深い呼吸を意識することで、声の安定性が増し、長時間話しても疲れにくくなります。
・感情表現の向上
発声練習を通じて、声の抑揚や強弱をコントロールできるようになると、感情をより豊かに表現することができます。
発声練習のやり方
発声練習というと、大きい声を出すイメージがあるため「近所に声を聞かれたら恥ずかしい」と思うかもしれませんが、声は出さずに、十分響く声が出せるようになる方法をご紹介いたします。
- 鼻から息を吸い、おへその下の逆三角形を膨らませるイメージで溜める
- 一杯になったら、胸にも溜めるイメージでさらに息を入れる
- 『す~っ』 と音を出しながら、細い息で、体の力を抜きながら吐く①~④を3分続けて下さい。体内の息の入れ替えにもなり、リフレッシュ効果もあります。この練習をその日一日を美しい声で過ごす、あなただけの《儀式》にしてください。
- ④おへそと背中がくっつくくらいまで、全ての息を吐ききり、①にもどって息を吸う。
次に、お腹から声を出す複式呼吸による発声練習をご紹介します。
多くの人は話すときに十分呼吸をしていません。普段の生活で必要な呼吸は、胸の上の部分だけをつかった浅い呼吸だからです。しかし、大事なプレゼンや商談など、話し方で自分の影響力を発揮したい場面こそ、体全体を使った腹式呼吸をすることで、エネルギーが伝わる発声ができるようになります。やり方は立った2つの手順です。
- まずは体をリラックスさせ、下腹部を膨らませながら、体一杯に息を吸い込む
- 体に溜めた息を勢いよく吐き出すと同時に、思いや気持ちを乗せた声を発する
簡単なように見えますが、はじめはスムーズにできないことも多いですので、慣れるまでは話し出す前に必ず、「鼻から静かに息を吸い込む」ことを意識してみるといいでしょう。
吐き出す息とともに話始めることができるため、自然とボリュームと響きのある声が出せるようになります。