コミュニケーションパイプ
組織で仕事を進めるうえで、大事にしてほしいのが『コミュニケーションパイプ』です。
例えば、人間の体を思い浮かべてください。
血管=コミュニケーションパイプ、血液=仕事です。
血管がつまってしまうと、血液の循環が悪くなり、体の動きがにぶくなってしまいますよね。
また、ほうっておくと、深刻な病気を引き起こすまでに悪化することもあります。
仕事も同じ。パイプが詰まってしまうと、組織全体の循環が悪くなり、仕事の効率が落ちます。
さらに、職場の仲間との誤解や対立が生じ、次第に組織のひずみが生まれます。
仕事の現場では、私たち一人一人がこのパイプを担っています。
パイプがいつもスムーズに循環するようにするには、
上司、同僚、部下と業務上の報告・連絡・相談をこまめに行いながら、
コミュニケーションの流れを止めない努力をしなければなりません。
【ここで問題!!】
あなたは明朝のプレゼンで使用する企画書を作成中。
まだ半分もできておらず、今夜は残業になりそうです。
そんなとき上司から『この資料チェック明日までに至急頼むよ』と指示が…。
あなたはなんと答えますか?
【模範回答】
『かしこまりました。
実は、今、明日のプレゼン資料を作成していて遅くまで掛かりそうなのですが、
部長のおっしゃる資料チェックと、どちらを優先するのがよろしいでしょうか?』
会社にいる以上、上司から頼まれた仕事を自分の判断で断ることはできません。
間違っても、『今、他の仕事をしているので、無理です』などと言うことは避けましょう。
仕事とは、上司、同僚、部下という【組織】単位で行っているものです。
あなた自身の判断で、業務のフローをとめてしまうわけにはいきません。
そのような意味で『上司からの指示は絶対』と心得ておきましょう。
また、出来もしないのに、『はい。分かりました。』と答えてしまい、
結局やりとげることができず、迷惑をかけてしまうのは本末転倒です。
でも、実際には、今行っている仕事が忙しく、新たな仕事をする余裕がないときや、
自分ひとりでは出来ないような業務量をふられることがあります。
そのようなとき、上司の気分を害することなく、仕事を請け負うことは難しいと伝える言葉を覚えておくと便利です。
弊社では、マンツーマンレッスン・グループレッスン・1DAY講座等
様々なレッスンを展開しております
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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈