「結果はともあれ、頑張りがスゴイじゃない」
仕事での失敗は誰にでも経験があります。
そんなとき、あなたならどんな声をかけてほしいですか?
「あまり細かいことをアドバイスされると、よけいに『できない自分』が悔しくなる」「何も言わず、一人にしてほしい」。そう感じる人も多いのではないでしょうか。
失敗を具体的に掘り起こし、「今度からこうすべき」というようなアドバイスは、
落ち込んでいる人にとって傷口に塩を塗られるように感じるものです。
失敗した人が最も必要としているのは、やはり、悔しさや悲しさを『わかち合う』ことではないでしょうか?
言い換えれば、『共感』や『理解』です。何より、仕事で失敗して落ち込むということは、その人が、一生懸命努力した証拠。自分なりに考えてがんばった結果、失敗するから悔しいし、落ち込むのです。
だからこそ、目を向けてあげるべきは、結果ではなく、プロセス。努力の過程を知っているのは、本人だけ。結果の影に隠れて、みんなが見過ごしてしまっている、プロセスを認め、評価してあげましょう。
「結果はともあれ、頑張りがスゴイじゃない」こういうひと言が、次の成功につながる力になります。
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