お腹から声を出してみよう!
学生時代の部活動で体育会系だった方は、《声出し》を思い出してみましょう。
空手部や剣道部など格闘技系ならなおさら良し。
『えいっ』『ヤア!』という声をだす時、喉声でホソボソと『えい~』『ヤ~』では気合いも何もあったものではありません。
おへその下辺り、下腹にくっと力を入れる感じで、気合いを吐き出すつもりで声を出すはずです。
その声も一種の腹式呼吸。お腹をへこませて、息を吐き出しながら声を出す発声方法です。腹式呼吸から発せられた声は、《力強い声》《エネルギーに満ちた声》。
例えばビジネス上でもそうですが、大きな声でエネルギッシュに話す人に、仕事を任せたいと思うでしょうし、一緒にいると自分もパワーをもらえる気がしてその人と会うのが楽しみになったりします。
声のパワーは人を惹きつける影響力を秘めています。
普段、生活上で必要な呼吸は、胸の上の部分だけをつかった浅い呼吸です。
その為、人前で話す時や初対面、ビジネスでの会話など、声のパワーを発揮しなければならない局面でも、いつもの浅い息で話をしてしまいます。
よわよわしい息に乗った声は、あなたの影響力やエネルギーを相手の心の奥にまで届かせるには不十分です。
深い呼吸で、たっぷりと鼻から息を吸い、吐き出す息の勢いに乗せて発声してみましょう。自然と、遠くまで通るボリュームのある声が出せるはずです。
また声には言霊(ことだま)、魂が宿ると言われています。そのような、自分の内面に秘めたエネルギーを全てアウトプットするような声の出し方が理想です。
お腹から声を出すポイント
・深呼吸のような深い呼吸を心がけ、たっぷりの息に声を乗せて吐きだすこと
・おへその下の下腹あたりに力を込めて声をだすこと
・斜め45度上に声を飛ばすつもりで発声すること(キャッチボールの軌道)
詳しくは、下記にご連絡ください♪
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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈