■言いたいことは半分で十分
仕事美女を目指すなら、簡潔でスマートに言いたいことを伝える、そんな技術が大切です。
そのためには、何でも言おうとせず、言いたいことの半分ぐらいの内容をしっかり伝える意識を持つことがポイントです。
話し方をコントロールするには、もちろん重要なことからフレームのルールにのっとって話すのは基本です。それに加えて、感覚的には、言いたいことの30%から50%ぐらいの内容だけを伝える意識を持つとちょうどいい分量になります。
本当に言いたいと思っていることは、実は基本的にその30〜50%の中に収まっています。ただそれにまつわる周辺情報を知っている分だけ全部混ぜてしまうから話は長くなるし、よく聞いてみると同じ内容をいろいろな言葉を使って言い換えていたりもするのです。
伝えたいことはひとつなのですから、言い換えてももうすでに伝わっているので、あまり意味がありません。
・重要なのは端的にまとめられたひと言
その柱となる言葉を見つけることに情熱を注いでください。
女性は話したいことを100%全部話そうとするので、会話は得てして長くなりがちです。感覚的に話しますから、筋道もなく、余計な内容がどんどん加わって脱線し、結果的に戻ってこれなくなってしまいます。
私自身もなかなか自分の思いが伝わらなかった時期に、100話してそのうちの10を伝えようと無意識に考えていたような気がします。
しかし、あまりに情報量が多すぎると、聞き手は何をメインに聞き取ればいいのかわからなくなります。他の情報に埋もれて、もっとも伝えたいことの印象が極端に薄くなってしまうのです。
今の私は、伝えたい10のことを簡潔に伝えるためにどうすればいいかを考えて話します。残りの90の内容は、言ってしまえば伝えなくてもさほど問題にならないようなものなのです。
海外のミス・ユニバースのインタビューを聞いていると、
みんな「もっと話せばいいのに」とこちらが心配になるくらい、言葉の数が少ないのです。しかし彼女たちは自信満々の笑顔を見せます。
それは、自分の言いたいことがそのわずかな語句の中に入っており、きちんと伝えられたのだからそれ以上話す必要がない、と自信を持っているからです。海外のミス候補たちは、ムダなことを話しません。
そこまで言葉を切りつめることはかなり大変ですし、思い切りも必要ですが、簡潔に話すための練習を積んでいると、言いたいことを手短にかつストレートに伝えることができるようになります。
大切なキーワードなどもきちんと含んだ「話したいことはこれだけ」という言葉づくりを日ごろから練習しておきましょう。
そのためにもう一点注意を払っていただきたいのは、ありきたりではない表現を探すことです。簡潔に話すのは重要ですが、相手に印象を刻み込むことも大切です。しかしありふれた言葉ではインパクトが弱く、心には響きません。
仕事美女は、オリジナリティーを持った珠玉の言葉を見つけ出して話すことができます。そうなるためには自分なりの個性的な言葉選びや表現方法を身につける必要があります。
言葉選びや表現の工夫は簡単に身につくものではありませんが、日常的に意識して言葉を選び、簡潔に伝える練習を重ねていけば、自然と自分らしい言葉や言い回しができあがっていきます。
簡潔で魅力ある言葉は、相手にきちんと受け取ってもらえるし、あなたの印象を劇的に変化させることも可能です。
詳しくは、下記にご連絡ください♪
https://www.kees-net.com/contact/
1日でKEE’Sの6時間メゾットを習得されたい方は
■8月30日(日)1日集中スピーチマスターに
ご参加下さい♪
https://www.kees-net.com/personal/#master
お申込みお待ちしております。
KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈