■腹式呼吸~スケールの大きな声を出す
お腹から声を出すとは?
腹式呼吸というと、よく『お腹に息をためる呼吸』という表現をします。
でも実際は、お腹に息は溜まりません。息が溜まるのはあくまで肺です。
『お腹にも息をためる感覚』で肺の下のほうから上のほうまで深く、体いっぱい息をためるという程度に捉えておくので十分でしょう。
聞き手に分かりやすく印象良く伝えるには、最低限、30人を前に、マイクなしで十分話すことが出来る程度の声は持っていたいもの。
アナウンサーや話し方のプロは、100人くらいの会場であれば、マイクがなくても、話し続けることが出来ます。
私自身も、大勢の前で素の声で話すとき、声を喉から音として出すという意識ではなく、体を使って大きく呼吸をしながら、息を吐き出すイメージで、そこに軽く音を乗せるという感覚で話しています。
それが、腹式呼吸。
例えばスポーツでも呼吸法がありますよね。ランニングをするときは、それ用の、泳ぐ時は泳ぐ時の呼吸法があり、自然と、普段の呼吸法からスポーツの呼吸法に切り替えています。
話す時の呼吸法が腹式呼吸。美しい声で話すことを目指すのであれば、普段の呼吸と話すときの呼吸法を変えてほしいのです。
腹式呼吸で話しているとよく『マイクがないのに、マイクを使って話しているように通りますね』と言われます。
声のボリューム=吐く息の量。腹式呼吸を体で覚えて、沢山の息を吸って、吐き出すことが出来れば、皆さんにもマイクなしで空間に響き渡るような心地よい声が無理なく出せます。
弊社では、マンツーマンレッスン・グループレッスン・1DAY講座等
様々なレッスンを展開しております
詳しくは、下記にご連絡ください♪
https://www.kees-net.com/contact/
お申込みお待ちしております。
KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈