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わかりやすい話し方のテクニック15選!わかりにくいと言われた人必見

「あなたの話はわかりにくい」と言われて、落ち込んだ経験のある人もいるのではないでしょうか。しかし話し方がわかりにくい原因をつかんで、対策をとれば、必ずわかりやすく話せるようになります。今回は、プロのテクニックによる、わかりやすい話し方のテクニックを全部で15個ご紹介します。

あなたの話し方がわかりにくい原因とは?

なぜ話がわかりにくくなるのでしょうか。主な原因として次のことが挙げられます。

  • 何を伝えたいのか意識していない
  • 内容を整理せず話している
  • 原因や経過から話し結論が見えない
  • 主語がないので誰のことか、何の話かわからない
  • 話を区切らず話している
  • むずかしい言葉を多用する
  • 抽象的で漠然としている

こうして眺めてみると、どれもわかりにくくなる原因であることがわかるでしょう。

何を伝えたいのかを意識していなければ、相手に伝えたいことが伝わることはありません。また自分で内容を整理せずに話すと、聞き手にとっても混乱してしまいます。

また結論が見えない、主語がない、話を延々と区切らずに話している、専門用語などむずかしい言葉を使う、具体例がなく抽象的で漠然としているなどもわかりにくくなる原因です。

自分が話をするときにこれらを意識しているかといえば、なかなか意識はできていないものです。一つ一つを対策していけばわかりやすくなります。ぜひ取り組みましょう。

わかりやすい話し方のテクニック10選〜話の内容・組み立て方

ここからはわかりやすい話し方のテクニックをご紹介していきます。まずは話の内容や組み立て方についてのテクニック10個です。

伝えたいことを明確にする

あらかじめ伝えたいことを明確にしておきましょう。メモに要点を整理しておくと安心です。伝えたいことの結論に補足説明を添える書き方だとわかりやすいです。内容が整理されているので話すときにスムーズに話を構築できます。面倒に感じるかもしれませんが、慣れればメモなしで頭の中だけでまとめられるようになってくるので実践してみてください。

結論を先に伝える

話が整理できたら、それを伝える順番を意識しましょう。まずは結論から先に述べて、その後で原因や過程を話します。そうすることで、聞き手は何が言いたいのかがわかった上で話を聞くことができるので、理解しやすくなります。

論理的かつシンプルに話を構成する

全体的に論理的でシンプルに話を構成するように心がけましょう。よくあるのが無駄な話を入れて全体をわかりにくくしてしまうことです。論理の筋道を立てて整理し、無駄をできるだけ削ぎ落としてシンプルにすることで、よりわかりやすくなります。

数字や事実を用いて根拠を示す

結論を述べた後は、それに関する原因や根拠、過程などを述べていきますが、ビジネスの場におけるロジカルな話には、特に根拠が重要視されます。積極的に数字や事実のデータを入れ込むことで聞き手の理解が進みやすく、説得力も生まれるでしょう。

具体例を取り入れる

話が抽象的で漠然としているとわかりにくくなる原因になってしまいます。できる限り、聞き手にとって身近な具体例を入れるようにすると、理解してもらいやすくなります。

一文を短くする

話をわかりやすくするためには、できるだけ一文を短くすることがコツです。一文の中に句読点「、」が一つまでと決めると良いでしょう。一文が長すぎると、立て続けにいろんな情報がやってくるため、聞き手は話を整理しにくくなってしまいます。

主語を意識する

「○○しました」ではなく「○○は、○○しました」などと、主語を省略せず話すように意識すると話がわかりやすくなります。

よくあるのが、相手がわかっていると思い込んで主語を省略してしまうことです。急いでいるとき、例えば上司や同僚に報告するときなどは、よく起こりがちです。「誰が」または「何が」どうしたのかということを急いでいるときこそ意識して話すようにしましょう。

こそあど言葉は避ける

「これ、それ、あれ、どれ」などの指示語は、話をわかりにくくしてしまう代表的なものです。自分ではわかっていても、聞き手はどれのことを言っているのかわかりません。できるだけ使用は避けて、具体的に話すようにしましょう。

聞き手が理解できる表現を使う

専門用語や、普段耳慣れない言葉を多用することは、聞き手にとって意味が理解ができないことから、話全体がわかりにくくなってしまいます。基本は聞き手が理解できる表現を使いましょう。どうしても専門用語を使う必要がある場合には、専門用語の解説を行う必要があります。

その場に合った表現を使い分ける

専門用語は使わないとお伝えしましたが、すべてのシーンで使ってはいけないというわけではありません。大事なのはその場にあった表現を使い分けるということです。もし聞き手との会話で専門用語が通じており、専門的な話をする場合には、専門用語を使って話すほうがわかりやすくなります。

常に誰もがわかる表現を使うということではなく、シーンや聞き手に応じて最適な表現を使い分けるということを意識しましょう。

わかりやすい話し方のテクニック5選〜話し方

続いては、わかりやすい話し方のテクニックを5つご紹介します。

聞き取りやすい声とスピード、滑舌で話す

話し方の基本は、相手に聞き取りやすい声の大きさやトーン、スピード、滑舌で話すことです。またこれらとともに、笑顔のように相手を明るく楽しくさせる声「笑声(えごえ)」もあわせて意識することをおすすめします。聞き手が気持ちよく話を聞くことができるので、理解も進みやすくなります。口角を上げた状態で心をこめて話すことがポイントです。

重要なポイントを抑揚をつけて示す

話の中の重要なポイントを強調する意味で、抑揚をつけるとより話もわかりやすくなります。話すのが上手で話がわかりやすい人は、声の高低や強弱などを変えることによって抑揚をつけて、うまく感情を乗せて話しています。
特に強調したい部分はトーンを上げる、声を大きくするなどしてみましょう。

間(ま)やリズムをうまく使う

抑揚をつけることにも似ていますが、特に重要な部分は間をとってから言葉を発する、ゆっくりとしたリズムで発音するなど、音楽のように話すのもおすすめです。こうすることで、聞き手は、話し手が何を強調したくて、どんな気持ちでそれを伝えているのかということを理解しやすくなります。

ジェスチャーを取り入れる

手振りや身振りなどのジェスチャーもわかりやすくするポイントです。これも抑揚や間、リズムと同様に感情表現の一種になるため、パッと見て何が言いたいのかわかりやすくなります。
例えば「ポイントは3つあります!」と言いながら3本指を立てることで、これから3つのポイントが話されるということを聞き手が準備できます。これにより、聞き手の理解をフォローできます。

聞き手が理解しているかを確認しながら話す

話をしながら、聞き手のほうを見ると思いますが、ただ見るだけでなく、聞き手が自分の話を理解しているかどうかを確認しながら話すと良いでしょう。言葉には表さなくとも、理解しているのか理解していないのかは、なんとなく伝わってきます。

もし、いぶかしげな顔をしていたり、腑に落ちないような雰囲気であれば、話をし直す、他の表現を使う、わからない部分を直接聞くなどすることが大切です。

まとめ

話がわかりにくいことで悩んでいる方向けに、わかりやすく話すテクニックをご紹介しました。これらをマスターし、わかりやすく話すことができれば、ビジネスや仕事のコミュニケーションもうまくいくでしょう。

今回ご紹介したのは基本的な内容であり、他にもたくさんのテクニックがあります。もしさらにわかりやすく話したいと言う方は、ぜひ、話し方教室「KEE’S」にお越しください。

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