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今すぐ使える!プレゼンを成功させる話し方のコツ12選

仕事でプレゼンをする機会があるたびに、自信がなくうまくいかないと感じたり、もう少しレベルを上げたいと感じていたりする人もいるかもしれません。プレゼンを成功させるためにはいくつかのコツがあります。
今回は、プレゼンを成功させる話し方の数あるコツの中でも、特に押さえておきたいものをご紹介します。ぜひ取り入れてみてください。

1. プレゼンの前準備のコツ3選

プレゼンを行う前には、プレゼン資料の用意やリハーサルなど、何かと準備が必要になります。まずは話し方のプレゼンの前準備のコツを紹介します。

●発声練習をする

プレゼンは自分が話をしながら行うものですので、話し声はとても重要です。前もって発声練習を行い、聞き取りやすい声で話せるようにしましょう。

・笑声で話す
発声練習の際に、ぜひ心がけていただきたいのが、「笑声(えごえ)」で話すことです。笑声とは、笑顔のように相手を明るく楽しくさせる声のこと。笑声は、好印象が得られ、聞き手の気持ちを和ませることができるほか、自分の緊張対策にもなります。

笑声は口角を上げた状態で話すと、簡単に出すことができます。練習方法は、鏡の前に立ち、口角を「い~」と発音しながら真横に引き、その状態のまま、口角をくいっと上げ、「え~」と言いながら逆三角(▼)の口を作ります。そしてできるだけ逆三角(▼)の口を維持しつつ(口角を上げたまま)、「おはようございます」「おつかれさまです」「よろしくおねがいします」と言ってみましょう。
このとき、口角を上げることを意識しながら、心をこめて話すことがポイントです。

●リハーサルを動画撮影する

プレゼンを一通りリハーサルする方は多いかと思いますが、そのときに動画撮影をして自分のプレゼンを客観的にチェックしてみるのをおすすめします。動画を見ることで、気づかなかった自分の話し方や動作の癖や声の高さやスピード、話す内容などを確認でき、改善することができます。

●緊張対策として「心・技・体」を意識する

プレゼン中、緊張することは避けられません。しかし緊張がマイナスに働いてしまうと、リハーサル通りに話せなくなることもあります。それを防ぐために、少し工夫をしましょう。

まず話し始める前に3秒、聞き手とアイコンタクトをする時間を取ってみてください。このとき、笑顔で行うとお互いに和やかな気持ちになることができます。

そして「心・技・体」を意識することをおすすめしています。まず「体」をリラックスさせた状態で、笑顔でお腹の底から第一声を出します。すると「心」が自然と落ち着いてきます。そして身振り手振りの「技」であるジェスチャーを使って伸び伸びと話すことを心がけましょう。

2. 実践ですぐ使えるプレゼンのコツ9選

続いてプレゼンの実践で使えるコツを、「話し方」「パフォーマンス」「資料・プレゼンの組み立て方」の3つのカテゴリごとにご紹介します。

【話し方】

●ゆっくりと大きな声で語尾をはっきり話す

話し方の基本として、先ほどご紹介した笑声と共に、ゆっくりと大きな声で、語尾をはっきりさせることを意識しながら話すのをおすすめします。早口や小さい声でぶつぶつ話すと聞き取りにくく、聞き手にとって内容が頭に入りにくくなってしまいます。

●一番伝えたい部分を強調する

数ある話し方のコツの中でも、ぜひ押さえておきたいのが、一番伝えたい部分を強調しながら話すことです。いくら優れたプレゼン内容でも、淡々と単調に話してしまうと、何が言いたいのか、また何が重要なのかが聞き手に届きません。伝わらなければ良いプレゼンとは言えませんので、こちらから強調する必要があるのです。
音に高低差をつける、強弱をつける、感情を込める、スピードを変えるといった方法があります。

●音の高低差をつけるテクニックで効果的に伝える

重要な部分を強調するときにも役立つ音の高低差をつけるテクニックを身につけておきましょう。一つの単語の中で高低差をつけて発音したり、強調したい部分はあらかじめ高い声で始めたりする方法があります。強調したい言葉にあらかじめ下線を引くなどしておき、意識して読むのもおすすめです。

【パフォーマンス】

●原稿ばかりを見ず、聞き手と積極的にアイコンタクトを取る

プレゼンの最中、よくありがちなのが、手元の原稿をじーっと見ながら話し続けることです。確かに間違いのない内容を話すことも重要ですが、自信がないように見えますし、伝えたい箇所が十分に伝わりにくくなります。
原稿はたまに見る程度にし、基本は聞き手の目を見て話すようにしましょう。自分から積極的にアイコンタクトを取るようにすると、効果的に内容が伝わりやすくなります。

●目線の動かし方は1センテンス1ブロック

いくら聞き手のほうを見ていても、じーっと同じところを見たり、目線が泳いでいたりすると聞き手を不安にさせてしまいます。
目線は自然と動かすことが大切です。会場を3つくらいにブロック分けして、目線をゆっくりと動かしていきましょう。ペースは、1センテンス(5秒程度)を話すごとに、目線を1ブロック動かすくらいのイメージです。

●投影資料を指すときの手の形と目線を意識する

資料を投影しながら話す場合、指し示す手や目線の動きも重要です。投影資料を手で指し示すときには、指は閉じてそろえ、指し示したい箇所の下に添えると綺麗に見えます。目線は資料のほうに向けましょう。

【資料・プレゼンの組み立て方】

●結論から話す

資料やプレゼンの組み立て方で大切なことは数多くありますが、結論から話すことはロジカルスピーチにおいて重要なことの一つです。話し始めの段階で結論がわからないと、聞き手に「で、結局、何が言いたいの?」といった心理的な負荷を与えてしまいます。プレゼンでは簡潔に要点をまとめて冒頭で示し、聞き手の負荷を減らすことが大切です。

●1スライド1メッセージにとどめる

プレゼン資料については、1スライド内に情報を詰め込み過ぎないようにしましょう。聞き手が多くの情報の中から、何が重要なのかをとらえにくくなりますし、一番伝えたい内容のインパクトが薄れてしまいます。
「1スライド1メッセージ」にとどめるのが基本です。端的でインパクトのある言葉を1つに絞り、要素を入れる場合は3つまで、というくらいにシンプルにするのをおすすめします。

●聞き手に自ら考えてもらうような質問をする

プレゼンの最中、聞き手にクイズのように質問を投げかけることで、自ら考えてもらうように促すこともおすすめです。聞き手に、プレゼンを集中して聞く姿勢を持ってもらうことができます。

3. まとめ

プレゼンの話し方のコツをご紹介しました。今回ご紹介した内容はごくわずかなコツです。一つ一つを押さえながら、数多くのテクニックを駆使することで、優れたプレゼンを行えるようになるでしょう。

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