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話し方教室 KEE’S ロジカルシンキングを実際に話すときの手順を教えて下さい。

ロジカルに話す手順

では、〈ロジカルな話し方〉の手順を説明していきましょう。

STEP1  結論を述べる

冒頭で〈結論〉をはっきり言います。結論はひと言でなければなりません。短く、できるだけインパクトのある言葉を使ってください。

STEP2 その理由を述べる

その結論に至った〈理由〉を述べます。ここではまだ理由の〈詳細〉は述べず、あらかじめグルーピングしたものにつけた〈グループ名〉を挙げておくに留めます。

先の例題で言うと、「性能」「コスト面」「その他」がこの〈グループ名〉に当たります。

ここは誤解されがちなので、今一度、本を例にとって説明しておきます。

本のタイトルが〈結論〉だとしたら、目次が〈理由〉に当たります。本文はその〈理由〉の内容が詳しく述べられているもの。この本文が〈詳細〉に当たります。

本文に入る前に、目次を紹介しておけば、聞き手も話の流れが見え、理解しやすくなるというわけです。

先にも述べましたが、〈理由〉は3つ以内。その数とともに〈グループ名〉を提示します。各〈理由〉は重要と思われる順で述べるのがいいでしょう。

STEP3 詳細を述べる

〈詳細〉は〈理由〉を詳しく述べるものです。

「1つ目の理由、コスト面について詳しく説明します」と〈グループ名〉を提示してから、その〈詳細〉に入っていきましょう。

そもそも日本語は詳細から語られる言語なので仕方ありませんが、話が当初の目的とは違う方向へ行ってしまったり、「話が長い」と言われる人は詳細から話し始めていることが多いのです。

STEP4 再度、結論を述べる

話の最後は冒頭で述べた〈結論〉を繰り返し、締めくくります。〈結論のサンドイッチ〉と覚えてください。

意外に思うかもしれませんが、聞き手は〈結論〉すらはっきりとは認識して聞いてくれないものです。言い換えれば〈結論〉だけでも聞き手の印象に残れば大成功。「最も大事なメッセージ」として、〈結論〉で話を締め、聞き手の印象に残しましょう。

ロジカルな話し方の手順

STEP1 <結論>を述べる

STEP2 <理由>のグループ名と数を述べる

STEP3 <理由>を<詳細>に述べる

STEP4 最後にもう一度、<結論>を述べ、締める

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