KEE'S 人気アナウンサーの6時間で変わる話し方教室・話し方講座（東京駅・恵比寿駅 徒歩1分）
「天才になりたければ、天才の真似をすればいい。サルバドーレ・ダリ」
これは、私が最近耳にして、最も心に残った言葉です。
天才のしぐさや表情、話し方や考え方・・真似をしているうちに、だんだん、その人の見えている世界が見えてきて、自分自身の目で見ていた世界とは違う世界が広がってくる。
最初は＜もの真似＞であっても、自分の行動や考え方が変われば、周囲の評価が変わり、自然に、自分そのものが変わってくるということがあります。
この本で目指したのは、私がプレゼンの天才と感じた人の考え方や話の構成、報告されて「気持ちがいい」と感じた天才的な部下の報告の仕方を、＜誰でも出来る話し方の方程式＞のように解説することでした。
多くの例題や問題を通して、皆様、気がつかれたと思いますが、ビジネス・スピーチ、報告、プレゼン、それぞれのロジックツリーに、自分の言いたいことを書き込んでいくだけで、誰でも、天才のような話し方をすることが出来ます。
ロジックツリーになれるまでは、難しく感じるかもしれませんが、是非、この＜方程式＞を使いこなせるようになって頂きたいと思います。
それから、もうひとつ最後に、お伝えしておきたいことがあります。
この本の編集担当の方が、こんなことを質問されました。
「こんなにプレゼンの秘密を明かしてしまって、
今後のキーズの競争入札は大丈夫ですか？」
その時、私は「キーズには誰にも負けない愛嬌がありますから大丈夫です！」と言ったそうで、
後日、「野村さんの、おっしゃったあのひと言がとても印象的でした。」と言っていただきました。
それを受けて、
「すべてを明かしてしまいましたが、
それらをすべて身につけたうえで大事なのが、
あなた自身のコミュニケーション能力」
という言葉をここで付け加えておきたいと思います。
「話し方には心がなければならない」これが、キーズで教えている、話し方テクニックの根っこになっている考え方です。
私のセミナーを受けてくださったり、他の拙著も読んでくださった皆様は、「話し方はテクニック」ということは、もう十分に分かっていただいていると思います。
この本も、ロジカルな話し方の方程式のようなフレームを使ってルールを体得していく本という意味で、かなりテクニックに寄った内容です。
ただし、最後にもう一度言っておきます。私が本著で言いたかったことは
「内容はロジカルに、話し方はエモーショナルに」ということです。
分かりやすく印象に残る、洗練された話の構成に、あなたの溢れる熱意をプラスしてください。
そうすれば、ドライに響きがちな、プレゼンや報告の話し方が、聞き手の心にストレートに響く
＜コミュニケーション＞に変わるはずです。
話し方教室のマンツーマンレッスン詳細HPはこちら
https://www.kees-net.com/course/
