もし自分の意見や望みを実現させたいなら、妥協の精神で交渉することが重要です。
仕事でもプライベートでも、自分の思い通りにしたい時は焦ってしまいがちで、相手を無視して自分の意見を押し付けてしまうことがあります。
政治家や評論家のディベートを見ても、お互いに主張し合って聞き手が混乱してしまうこともしばしば見受けられます。
このようなコミュニケーションのやり方では、結果的には相手を説得するのが難しくなってしまいます。一方、交渉の手法として、お互いが納得できる点を見つけ出すことが重要です。
自分だけが100%主張するのではなく、最初から50%は相手に譲歩するつもりで接することが大切です。
相手の立場や考え方を理解することから始めましょう。相手にも自分と同じくらいの重要な考えや事情があります。
その後、相手と自分の望みを折衷させる方法を模索し、双方が合意できる解決策を見つけることが理想的です。
ビジネスシーンにおいては、相手が〈自社のお客様〉という立場であっても、仕事を請け負ってくれる〈自社がお客様〉の場合であっても、基本的に姿勢は同じです。
いつなんどき、立場が逆転するか分からないというのがビジネスシーンだということを、日ごろから心得ておきましょう。
その前提に立てば、「この人と仕事がしたい」と思わせるようなコミュニケーションをとるのが基本中の基本です。
とはいえビジネスですから、交渉ごとやトラブルなどもあります。いつもリラックスした空間作りや、ポジティブな会話シーンばかりとは限らないのが、難しいところ・・。
初対面で緊張するときも、ノルマがかかって計算高くなってしまいそうな場面もあります。
交渉で気まずいムードになってしまったときにも、「ネガティブな要素をポジティブな印象に変えていくようなひと言」は、頭の中にいくつかストックしておきましょう。
そして、ビジネスの場だけではなく、恋人との関係を改善する場合も同じです。
一方的に謝ったり意見を押し付けるのではなく、お互いに50%ずつを尊重し合い、コミュニケーションを取ることが大切です。自分の意見をしっかり伝えることも重要ですが、相手の気持ちを尊重しつつ、双方が成長できる関係を築くことを目指しましょう!!
KEE’Sでは、様々なレッスンコースにて、
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代表取締役社長 野村絵理奈