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話し方教室 KEE’S 口下手になってしまう原因とその対策は?(1)

今回は、口下手でお悩みの方、特に、ママ達に向けてのお話です。

4月はお子様の入園、入学、クラス替えなどに伴い、新たなお付き合いが始まる時期ですね。

KEE’Sには、ママ友との会話を円滑にしたい、PTAや保護者会など、人前での話し方が上手くなりたいといった生徒さんがたくさんいらっしゃいます。

話し方と言うと、どうしてもビジネススキルというイメージでとらえられがちですが、日常のコミュニケーションや、人間関係、印象を良くするために、お子さまをお持ちの女性などにとっても幅広く大切なスキルであると思います。

「口下手」とはつまり「会話する事が苦手」なことを指します。

会話が苦手だと自覚している人のパターンで最も多いのは、おとなしい性格、引っ込み思案など、人と積極的に会話するのが得意でないタイプの人です。

ただ、会話が下手なのは、おとなしいタイプばかりが当てはまるわけではなく、自分の話ばかりしたり、話の腰を折ってしまったり、一般的に見れば話すことが好きなタイプも含まれます。

他にも、会話がかみ合わず、相手をイライラさせたり、関係性を悪くさせたりしてしまうといったお悩みや、

言いたい事をすぐ口に出す、攻撃的なコミュニケーションを取ってしまうというような人も、言葉で人を傷つけ、知らず知らずの間に孤立してしまうことになります。

さまざまなタイプの「口下手」の方に、まず必要なのは、自分がどのような原因で「口下手」になってしまっているのか?つまり、何が原因で相手とのコミュニケーションミスが起こっているのかを分析してみることです。

相手とのコミュニケーションをスムーズにするには、まず自分のコミュニケーションの取り方を知り、課題点を認識するのが第一歩です。

そうすれば、「会話が苦手で人を避けている」ことが原因であれば、少しでも「人と接点をつくり会話する」ことを意識する、「言葉がきついと言われる」のであれば、「できるだけ優しい言葉を使う」ことを意識してコミュニケーションをとることが出来ます。

コミュニケーションの多くの問題点は、なぜうまくいかないのか?が性格上の問題とされ、非常にあいまいで、改善されないまま悩み続けることだと思います。でも、会話を含む、コミュニケーションはテクニックです。

「口下手」は、自覚している部分の改善努力や、人から指摘されたことを治すなど、日々のコミュニケーションの姿勢を変えていくことで十分克服可能です。

次回へ続く)

 

エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈

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