KEE’Sこどもコミュニケーションスクールは受験塾ではありませんが、小学校受験をめざすお子様も多く通われています。コミュニケーション力を養うことは行動観察や面接の対策にもなるからですね。
小学校受験の面接の場合、保護者の受け答えも重要視されます。KEE’Sにもよく保護者の方から面接対策についてお問い合わせをいただきます。 今回は自分たち夫婦の面接経験について書いてみたいと思います。
このような仕事をしていますので、保護者としての面接対策は万全だと思っていました。夫ともすり合わせを行い、「大丈夫大丈夫、問題ない」と言われていたのですが、なんだかその「大丈夫大丈夫」という言い方に少し不安を感じたのですね。
一般に、子どもの教育に関しては、母親ほど関心を持たない父親が多い傾向にあるようです(そうでない父親の方ももちろんいらっしゃいます。あくまで一般論です)。正確には、関心がまったくないわけではないけれども、母親ほど細部へのこだわりがなかったりします。そのため、いざ本番の面接になると、教育方針や志望動機について抽象的な話しかできなかったり、考えを深めていないため、ちょっと突っ込んだ質問をされるとしどろもどろになってしまったり、その場の流れでつい言わなくてもいいことを言ってしまったり、などという失敗談をよく聞きます。
悪い予感がしたので、いやがる夫を無理やりKEE’Sの教室に連れてきて、模擬面接のビデオ考査(KEE’Sレッスンでおなじみの手法です)を行ってみました。案の定、ビデオには、しどろもどろになっている夫の姿がしっかり映し出されておりました……。
夫の「大丈夫大丈夫」という言い方から「これは面接のことを軽く考えすぎているな」とわかり、慌てて対策を行ったのですが、おかげで本番では夫婦ともしっかりした受け答えをすることができ、合格することができました。
大切な面接がある場合、答えを頭の中で考えておくだけではだめで、実際に口に出して話してみておくことが必要です。また、自分の姿を客観的に見つめ、改善しないと「準備」にはなりません。自宅でスマホでもできますので、面接の前に一度、自分の受け答えを録画して確認しておくことをお勧めします。
KEE’Sでも、カスタマイズコースで保護者の方の面接対策を行うことが可能ですので、ご心配の方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈