今日は関東地方、あいにくの天気ですね。5/21 9:00現在、大雨・強風のピークはお昼過ぎになるということです。みなさまどうぞお気をつけくださいね。
さて、イギリスのある会社の調査によると、イギリス人は一年のうち平均49時間も天気のことを話しているそうです。雨が多く、天気が変わりやすいという気候上、国民の天気への関心度が高いのかもしれません。そういう意味では、四季があり、季節の移り変わりにも敏感な我々日本人も、イギリス人に負けず劣らず、天気に関心が高いと言えます。
天気ネタは雑談の万能アイテム。いろいろと話題を広げる方法があります。
私は、気象予報士でもあり、天気番組なども担当していたことがあります。当時は毎日毎日、会う人ごとに「今週末の天気、どう?」と聞かれたものです。そんなとき、天気の情報を持っているだけでとても重宝がられました。
そう、話題の貴重性とは、聞き手にとって役に立つ話題であるということが重要ポイントなのです。
気象予報士でなくとも、天気の話題をストックするのは簡単です。毎朝、テレビの天気予報を見るとき、次のポイントを頭に入れながら見てください。
1.今日一日の天気の移り変わり→天気が変化するポイントを覚えておく。
「今日は暖かいですね」「そうですね。でも夕方からは冷え込むらしいですよ」と1ネタ加えた返し方ができます。
2.降水確率→数値を覚えておく。
正確な情報を提供できます。ちなみに、私は降水確率30%を境に「傘を持っていった方がいい」と言っていました。
3.最高気温・最低気温→数字だけでなく「昨日より高いか低いか」「平年より高いか低いか」というポイントで見ておく。
数字だけではピンとこないもの。基準となる日との比較で相手が実感としてわかる伝え方ができます。
4.天気が崩れ始める日→週間天気予報で今週天気が崩れる日をチェック。
5.週末の天気→重宝がられます。
週末はレジャーなど楽しみな予定が多いもの。土日や祝日の天気が気になっている人は多いです。
天気の話題のアンテナを高くしておけば、相手を選ばず、常に「有益な情報を提供できる人」になることができます。ぜひお試しくださいね。
KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈