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話し方教室 KEE’S 緊張を敵にしない

先月スタートしたスピーチ緊張克服コース、おかげさまでたくさんのお問い合わせをいただいています。緊張でお困りの方のサポートをさせていただければと思います。

さて今回は私自身の緊張の話です。アナウンサーであり経営者でもあるため、セミナーや研修など大勢の前で話す機会が多いのですが、それでもやはり毎回緊張します。

ただ、この緊張状態が、いつも以上のパフォーマンスを引き出してくれるのです。前日までは「明日、大丈夫かなあ」とか、「突然のアクシデントで開催中止にならないかなあ」などと正直思ったりします。しかし、スピーチ直前になると、その緊張感が、なぜか心地よく、背筋がピンと伸び、頭も冴えて、いつもよりもハリのある声が出せるのです。

緊張状態とは、言い換えれば「戦う体制」です。アドレナリンが出て、血流が体中をめぐり、頭も体も、いつでも戦える準備ができています。プロのアスリートや俳優、アナウンサーは、この緊張状態を利用して、より良いパフォーマンスを引き出しています。

緊張を上手く利用するためには、緊張状態とお友達になるのが大切です。緊張を「自分を失敗させるもの」ではなく、「自分をより高い状態にもち上げてくれるありがたい『友』」だと思うのです。

緊張に振り回されてしまう人は、緊張してしまったこと自体に動揺してしまい、緊張で普段より悪いコンディションに陥ると思い込みがちです。それにより、「緊張=失敗」という方程式を自分で作り出し、そのレールに乗ったままスピーチを始めてしまうので、最初から自信なさげな声で、不安なまま話し始めることになります。

緊張の怖いところは、味方だと思えば最大の友になり得るのに、敵だと思った瞬間、あなたを失敗させる存在に変わってしまうことです。スピーチがうまい人は緊張しないのではありません。緊張は誰にでも公平に訪れます。要は、緊張がやって来た時に、どう迎え入れるか?が大切ということです。

緊張の迎え入れ方にお悩みの方はぜひご相談くださいね。

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関連講座:あがり症を克服~スピーチ緊張克服コース(全5回)
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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈

KEE'S 6時間ベーシックSPEECHコース

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