感情的な話し方をする上司と、どう話したらよいのですか?という質問を
話し方教室の生徒様から受けました。
感情優位の話し方がなぜ悪いのか
自分中心
相手を言いくるめようという思い
論拠がなく、説得力がない
傷つける
幼稚な印象を与える
◆感情的に話したつもりはないのに、怖いと言われる。キツイといわれる。という質問も多い。
声や発音(とくに語尾)には感情が乗りやすい。
内容が例え論理的にまとめられていて、中立であっても、気持ちが音に表れるタイプの人もいる。性格的に負けん気が強い、プライドが高い人はカッとなった感情が声や発音に反映されやすいので注意。
◆つい、やってしまいがちな感情をあらわにした話し方も、こうやって特長を列挙してみると悪いのは明確。
大人なら子供のように感情をストレートに乗せた話し方はやめたいもの。
ではなぜ、感情的に話してしまうのか?←自己防衛反応。
当然。反論したり、主張したりする場面で感情的に。相手に立ち向かう時に、武器や楯を持って攻撃するのに近い。
これでは、仲良くなったり、和解したりは出来ない。
◆感情的になりそうな時ほど武器を手放して無防備になる
感情をぶつけても、のちのち、会話がこじれ、面倒なことになりがち。
特に相手が感情的になっている場合は、感情に感情で対処して、火に油を注ぐこともある。
クレーム対応なども鉄則であるが、まずは、相手の怒りを静めるために、
(おっしゃるとおり) ( 気分を害するような事をしてしまい申し訳ありません)受け入れる。
『それは違うでしょ』とか『あなたに落ち度がある』とは思っても言わない。
例えば、上司から心外なことを言われた、パートナーや友人と意見が食い違った、など、思わず感情的に反論したくなるようなシチュエーションでは
◆一晩寝かせる
話す目的を明確にする
感情的な相手には、感情で返さない(無表情、クールは余計に相手を逆行させる。
【のれんに腕押し】←馬鹿にされている感じがしてしまう)相手のテンションに合わせて、真剣に《聴く》