米国の歌手ビヨンセは「ステージ上では別人格になる」と言っています。ビヨンセが経験した、スーパーボウルやコーチェラなどの大舞台に立つケースは多くはないでしょうが、人前でスピーチをする場合には、別人格にならずとも「スイッチをONにする」ことが必要です。
KEE’Sでは、3つのスイッチをONにする習慣をつけることをおすすめしています。
- 「顔」のスイッチ…笑顔で
- 「声」のスイッチ…ソのトーンで
- 「心」のスイッチ…明るく、温かい気持ちで
私たちアナウンサーは、カメラのランプが点灯し、オン・エアが始まった瞬間に、無意識にこの3つのスイッチをONに切り替えています。スピーチの場だけでなく、日常生活においても、この3つのスイッチはあなたの印象を変えるのに大きく役立ちます。
たとえば、朝、誰かに会う前に、笑顔を確認し、声のトーンを調整し、気持ちを明るくする……など、普段の生活からこのスイッチを意識してコミュニケーションを行うようにすると、おのずと1日の話し方が変わってきます。
朝起きたらまず、3つのスイッチをONに切り替えて、みなさんの1日のオン・エアを始めましょう。
KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈