◆漫才師さんたちは、同僚と集まっても、面白い話をお互いにしあって、笑いあっているそう。
プライベートの雑談が、練習の場で、テレビはその延長上。
同じ話を話し慣れていれば、それが人に聞かせて喜ばせるだけの《ネタ》になるということ。アナウンサーのトレーニングも、
『今日、こんなことがありました』というフリートークがよく出題される。
会社までの道のり、電車の中、釣り広告、テレビで見たこと、新聞で読んだこと、家族の様子や話した内容・・。
そんな日常の中にも、考えさせられたり、笑えたり、話題となるネタは沢山転がっている。プチネタを自らはなしているうちに、会話力は向上する
◆話題を自分から提供できる人とは、その場を楽しく明るくする存在感のある人。
誰かが話し始めるのを待つ前に、自分から話題を提供するタイプのコミュニケーション上手になりたいもの。
まずは、『今日こんなことがあってね・・』という《今日のプチネタ》を毎日ひとつは自分の中で持っていましょう。
大笑いしたり、すごい出来事でなくても良い。
アナタなりに考えたり、聞き手と議論したり、ホッとさせるような話題だったり、小さくても落ちがない不完全なネタでもかまわないのです。
◆そうやって話されていくうちに、ネタは成熟し、しっかりしたあなたなりの意見や、結論のある話へと発展していくはず。
『そういえば以前、こんなことがあって~』という立派なもちネタに。
◆自分の話で終わるのではなく、出来れば、一緒にいる人が自分の意見を言えたりして、次の会話に繋がるネタがよい。
例)今日、電車で女性専用車両にのっちゃったよ~
こういう提供の仕方は、『自分もあるある!』とか、
『そういう人、毎朝必ずといっていいほどいるよね~』など盛り上がるきっかけになる。
今日のあなたのプチネタは何ですか?