一番親しい人を、改めて褒めてみる
一番親しい人に、以前から気になっていたことを謝ってみたり、褒めてみましょう。
誰にでも褒めポイントはあります。「ええ?あいつに褒めるところなんて……」などと言わずに探しましょう。
褒めることのどこが良いのでしょうか? そんなことをしたら相手が天狗になっちゃうのでは?と思ってしまう方へ。
実例があります。弊社のレッスンでも、まず褒めてから「その良さを活かすには、ここを修正すればいい」と受講生にお伝えすると、どんどん自信が漲り、もっとやろう!もっと良くなろう!というモチベーションが高まっていくのがわかります。老若男女を問わず、何人もそういう方を見てきました。
まずは、一番親しい人を褒めてみる。あえて口にしない言葉を口にしてみましょう。
逆に、一番親しい人に、以前から気になっていたことを謝ってみるのも、人間関係をリフレッシュする良いきっかけになります。
ついつい甘えて自分勝手にふるまってしまっている相手に、言葉にして《具体的に》謝る。
真正面から、謝るのは照れくさいし、相手もビックリするので、謝れそうなタイミングを見はからうのが大切です。相手の手を煩わせてしまった瞬間をとらえたら、日ごろ気になっていることまで謝ってしまいましょう。
パートナーや同僚、部下など、近すぎて見えなくなっている美点は、自分の目が悪くなっている証拠。よく目を凝らして見てみてください。
「いつもありがとう」というありきたりでぼんやりした言葉に逃げず、具体的に、何がどうすばらしいのか、それを常に探し、伝えることで、さびつきやすい、親しい間柄をずっと相手を思いやるかけがえのない関係に変えることができます。
人の美点を口にすることは、つまり、自分の話し方もポジティブに変えることになります。他人に自信を与えることは、自分の話し方やコミュニケーションをブラッシュアップすることにほかならないのです。
話し方教室のマンツーマンレッスン詳細HPはこちら
https://www.kees-net.com/course/