自分について語る8コツ
自分について知っておく
特技についてまとめてみる
長所・短所についてまとめてみる
一番大切にしたいものは何か考えてみる
どんな子供だったか思い出してみる
家族について語ってみる
就職活動の自己PRを思い出して。
就職活動は、前述したように、自分という商品の営業。皆さんは、自分自身の営業マンです。
誰よりも自分のことに詳しく、求められた情報に関して、相手が納得するような説明ができなくてはいけません。
誰でも、自分のことなんて、必要性がない限り省みないものなのです。
【自己分析に必要な4つのシート】
分析は、4つのシートで行います。
自分という商品の全てを、分析して引き出せば、自分について十分に語ることが出来るようになります。
就職活動を前にして、自分のことを何も知らない!とあせる必要はありません。
自分のことなのだから、自分が一番良く分かっているのは当然と思うかも知れませんが、それが結構出来ていないのです。なぜなら、今まで皆さんは《お客様》だったわけですから、自分を売り込む必要もありませんでした。ためしに、自分の一番の強みは?という質問にあなたはどのように答えますか?いくつも挙げてはいけません。あくまで1つだけだとしたら?意外に答えられないものではありませんか?
自分というブランド商品を買ってもらうには、まず、自分という商品の歴史や、その良さ、他の商品との違い、取り扱い方まで、誰よりも詳しく知り、説明できなくてはなりません。
- 自分史シート(自分について)
- 特長シート(自分の持っているものについて)
- 職業シート(自分が考えるその職業について)
マインドシート(価値観や発想について) 面接では、色々な質問が出ます。
『あなたの長所は?』『なぜ、この会社なの?』などの直球から、
『あなたは10年後どうなっていると思う?』『あなた、彼氏はいるの?』などの変化球まで。
手を変え、品を変え面接官が引き出したいのは、
あなたを知るために必要な①~④の情報なのです。
あなたは、自分という商品を営業するに当たり、商品の良さを余すことなく短時間で伝えるために、自分の《パンフレット》を作る必要があります。
《パンフレット》は《お客様》である面接官が最も知りたいことをまとめる必要があります。自分という製品の特長をハッキリと伝えるためには、いくつかの条件があります。
特長ートとは、自分には何が出来るか?を明確にするためのシートです。
製品を紹介するパンフレットでも、《製品の特長》を紹介する部分に多くのページがさかれているはずです。特長とは、特徴とは少し違って、優れた点のみを指す言葉です。
新しくなった仕様や他の製品にはない強み・良さを紹介する箇所で、営業する上で、最も買い手に伝えなければならないところです。
面接官が知りたい情報は、この①~④が全てです。
その特長は本物だということを《裏づける理由》がキチンとあること
他のものとは違う、あなただけの特長という《オリジナリティ》を感じさせること
良いところだけではなく、短所と、その改善策も伝えられるようにしておくことここでも、アナタが電化製品をいくつか比べて買う場合を想定してみましょう。
まず、その製品の特長を裏付ける説明がしっかりしていないと、信用する気になれません。
また、その製品にしかない強みがないと、いくつかある中で、あえてその製品を選びません。
そして、良いことばかりではなく、悪い面もないかどうか、店員さんに色々と質問をするはずです。その製品の特長に納得が行き、他の製品よりも優れていて、欠点の対処法が見出せれば安心して購入することができます。
自分の短所は思いつきやすいと思いますが、改善策を考えるには少し工夫が必要です。 と捉えれば長所になりますし、と伝えれば、欠点を十分理解し、自分の教訓にしていると取ることもできます。
短気を改善するための策として、人の気持ちを考えて、慎重に言葉を選んでいる
例えば、短気=テキパキとしている、迅速に行動できる、頭の回転が速い
短所は短所としてではなく、長所としても捉えられます。また、将来長所にして行くというニュアンスで伝えることも出来ます。
特長シートを作るにあたって、先に作成した自分史シートが手がかりになりますので、よ~く見返してから、自分の強みについて考えてみましょう。
あなたがあなたという商品を売るときも、長所、短所をただ述べるだけではなく、実はここまで行き届いた説明をしなければ、面接官は《買って》はくれないのです。