KEE'S 人気アナウンサーの6時間で変わる話し方教室・話し方講座（東京駅・恵比寿駅 徒歩1分）■名前は特別。丁寧に大切に扱って
病院の待合室などで自分と同じ名前を呼ばれただけで、
自分でない別の人だったとしても《ドキッ》とした経験はありませんか？
名前は、その人の存在を言葉にして表したもの。
アイデンティティーを構成する要素のひとつなのです。
たとえ平凡な苗字や名前でも、その人にとっては生まれたときからずっと慣れ親しみ、
一生付き合っていく大切なものなのです。
社内で親しみをもたれる存在になるためにも、この「名前」は重要なポイント。
まず次の質問に答えてみてください。
◆あなたの部署の人たちの、下の名前を何人言えますか？
◆他部署の人の苗字を何人言えますか？
さて、いかがでしょう。部署全員の下の名前を言えたでしょうか。
普段、愛称などで呼んでいてうっかりフルネームを忘れていたりしませんでしたか。
一方の他部署の人たちはどうでしょう。顔は思い浮かぶのに名前が出てこないということは？ 時々仕事の話をするのに、名前は知らない……なんて大問題！
仕事は、同じ部署の仲間たちだけでなく、いろいろな部署の人たちの協力があってこそのもの。
どのタイミングでどんな部署が関わってくるか分かりません。
そんな時に、社内の人間関係を一からから築き始めるようでは、
コミュニケーション能力《 並みの人》です。
社内で輝いた存在である人は、仕事上で一目置かれながらも、
周りの人から慕われ、頼られている女性です。
そうあるための、第一歩が、社内の人の名前をきちんと覚え、呼ぶことなのです。
相手の存在を大切にするように、相手の中を丁寧に、大切に扱いましょう。
名前を呼ぶことは、「他の誰でもない、あなたですよ」という思いを表現することでもあります。
他の部署の人であっても、通勤時間が同じで会釈をする社内の人であっても、
同じ会社という分母でくくることができる《同士》なのです。
親しみを込めて名前を呼びましょう。
どんどん自分のコミュニケーション圏内に引き込んでしまうパワーがあれば、
磁石のように人をひきつける存在になることができるはずです。
「とても自分にはできそうもない……」。そう思った方。
そんなことはありません。とても簡単。まずは《名前を呼ぶ》を実践してみてください。
名前をどこからか入手して、覚えて、呼ぶ。たったこれだけのことです。
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