■NOというのをやめてみる
話し方教室でも話題になった映画で、人生において常に「ノー」を連発してきた後ろ向きな男が、
どんなときでも「イエス」と言うルールを自分に課したことから、良いことが起こり始めるというコメディがあった。
今日、飲み会に誘われた。特に予定はないが、早く帰りたいから『NO』。
仕事を振られた。自分の仕事で忙しいから『NO』。習い事を始めたいが、今でなくてもいいかと『NO』。
人生において得に理由もなく『NO』を言うことが多いですよね。
周りを見渡しても、どんな誘いやお願いにも、いつでも『YES』で返す人は、コミュニケーション能力に長けた人。
もちろん、無責任に後先考えず引き受けるのは良くなりですが、誘いやお願いを断らないということは、
相手のために何かしたいと相手を尊重している証拠です。
家でじっとしているよりも、自分の出来る範囲でしか仕事をしないと決め付けるよりも、
いつかいつかと習い事を先延ばしするよりも『YES』と言えば、どんどん新しい世界や可能性が拡がるはずです。
でも、全て『YES』といって実践するなんて、人並みはずれたフットワークが必要です。
まずは、『NO』 を言わないという心がけから始めてみてはいかがでしょう?
『NO』という言葉は、相手を否定する、自分を否定する言葉です。
代表的なのが、でも、だって、どうせ。例えば、ダイエット中にお友達に、ランチにイタリアンはどう?と誘われたとしましょう。
『でも、イタリアンってカロリー高いでしょ』 『だって、イタリアンって太りそうだし』『どうせイタリアンって油でコテコテなんでしょう』そういわれると、誘ったお友達は『せっかく、お手ごろで新しいお店を紹介しようと思ってたのにな』と残念に思うはず。
《NO》を言わず、
『イタリアン、いいね!ダイエット中だから、サラダセットにしようかな』こう言えば自然と打開案が口から出るはず。
もしくはお友達が『ダイエットしているなら、和食のお店も知ってるよ』と言ってくれるかもしれません。
打開案も代替案も生まないのが、《NO》頭ごなしに否定する言葉なんです。
難しいですが、出来るだけ、最初に《NO》を言わず《YES》 で受けて、
その後、100%《YES》でなくても良いので、代替案を見つけてみては。
NOを言うのをやめると
100%《YES》でなくても、代替案が見つかる
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