表情などのノンバーバルコミュニケーションでフォローできない電話の場合、声が持つイメージがそのまま相手に伝わってしまいます。電話で話す際には、相手に対する気持ち(テンション)をしっかりと上げ、声も高めで明るい声を心がけたほうがいいでしょう 。では、具体的にどのようにすればよいのか?ここでは6つのテクニックをご紹介します。
1.「ソ」のトーンで話す
電話で話す際は「ソ」のトーンで。これはコールセンター研修などでも教えている、電話で感じが良い印象を与える話し方のルールの一つです。「ドレミファソ」と自分の音階で歌ってみたときの「ソ」の高さ。地声で出る一番高いキーの声です。
ソのトーンでの話し方は、こちらも合わせてご覧ください。
2.笑顔で話す
笑顔で話すと出る「笑声」を使って、見えない表情を声で表現します。
3.電話に向かってしっかりと正対する
声は姿勢によって大きく変わります。背筋を伸ばし、電話に向かってしっかりと正対することが大切。
4.発音はゆっくりハキハキ、聞き取りやすく
電話では、対面時よりもこもったような声に聞こえることがあります。その分、発音はゆっくりハキハキ、相手が聞き取りやすいよう配慮を。
5.話している相手の顔を思い浮かべて
相手の顔を思い浮かべると、こちらも表情豊かになり、グンと話しやすくなります。声のトーンもテンションも上げやすくなるでしょう。
6.声のボリュームを調整する
声が小さすぎると聞き取りにくく、相手は何度も聞き返さなくてはなりません。かといって大きすぎると耳が痛くなります。ちょうどいい声のボリュームを、友人や同僚などに電話をしている最中に、確かめてみるのもいいかもしれません。
KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈
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