正しい話し方を習ったことのある人は、実はほとんどいません。アナウンサーを目指した事のある人や、歌や演技で発声練習をしたことがあるという人は別ですが、日本では、学校教育などで正しい話し方の方法を習う機会はありません。
日本人の9割が「スピーチが苦手」とおっしゃるのですが、正しい方法を習っていないのですから、苦手意識があるのは当たり前です。
話し方は、大きく言って2つの力を伸ばす必要があります。1つは「対人力」と呼ばれる話し方の外見みたいなもの。つまり、「いかに話すか」というものです。これには発声や発音、抑揚や間といった表現方法が含まれます。また、緊張すると出やすいクセの改善や、立ち居振る舞いなどの修正もあります。
もう一つは「思考力」、話し方の中身です。特に女性はロジカルに話せない、言いたい事が端的に伝わらないなどのお悩みが多いのですが、論理的な話法のテクニックを習得すれば、伝わりやすい話し方に変わります。
話し方を初めて習う方には、まず話し方の基本となるこの2つの力をつけていただきます。
日本人は、スピーチの中身ばかりを気にしすぎる傾向にあります。
いくら完璧な原稿を作ったところで、ボソボソと小さい声で、伝わらない構成で話していると、意味がありません。何を伝えたいかという一方で、聞き手にとって分かりやすい伝え方をまずは習得すべきと考えています。
中級レベルでは、その場で言いたいことを即まとめて伝えられる発展スキルを身につけます。聞き手を惹きつけるテクニックや、同じ話を30秒に要約する言葉の使い方なども、ビジネスの場などで役に立ちます。
また、上級レベルでは、スピーチの醍醐味とも言える「マインドスピーチ」のスキルを学びます。自分の価値観や考え方を伝えたり、聞き手のモチベーションを上げる話し方のメソッドをカリキュラム化しています。エグゼクティブ層など、マネジメントコミュニケーションを必要とする方々が受講されています。
その他、ミスユニバース公式スピーチトレーニングにも採用されている「美しい話し方」のカリキュラムや、投影資料を活かすパフォーマンスや話し方のプレゼンコース、コミュニケーションや商談に特化したものなど、必要に応じた話し方のカリキュラムをご用意しています。
KEE’Sでは、無料体験レッスンで「話し方のどのポイントを改善すればよいのか」「理想の話し方になるためのカリキュラムやトレーニング方法」ついてもお伝えしていますので、ぜひお試しくださいね。
KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈